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  • 2023/01/22
  • 不動産売買

家の売却査定、高く売るポイントや知っておきたい注意点とは

                               
                              

家の売却を検討する際に最も気になるのは、「いくらで売れるか」という点ではないでしょうか。

一般的に不動産売却は不動産業者に依頼して価格を査定してもらいます。
少しでも高く売るためには、不動産業者がなにを基準に査定金額を決定しているかを知っておく必要があります。

この記事では、家の売却査定で高く売るためのポイントと注意点を紹介します。




家の売却|査定前にやるべき4つのこと

家の売却のために査定を依頼する前に、いくつか準備しておくことがあります。

査定の際には、家の物理的な状態以外にもいくつかチェックするポイントがあるので、スムーズに査定を行うために以下の点を確認しておきましょう。



                               

住宅ローン残高の確認

                            

住宅ローンが残っている状態で家を売却する場合は、住宅ローンがどの程度残っているかを確認できる書類を準備する必要があります。
家を売却するには住宅ローンを完済し、担保になっている抵当権を外さなければなりません。
これは、住宅ローンが残った状態では家の売却ができないというわけではなく、 売却して得た金額がローン残高よりも大きくなるようにして、それを返済に充てて完済を目指すということになります。
そのため、査定の前に住宅ローンの残高を確認しておくことが大切です。



                               

売却に必要な書類の準備

                          

査定の際には、家に関する書類をできる限りすべて用意しておくと、やりとりがスムーズになります。
具体的には、家を購入した際に不動産会社や建築会社などから受け取った資料や、各種契約書などです。
査定を行う不動産会社によっては、あらかじめ必要書類のリストなどを渡してくれる場合もありますが、購入から時間が経ってしまっていると資料が見つからない可能性も考えられます。
その場合は、正直にその旨を伝えて不動産会社や建築会社から取り寄せるようにしましょう。


                              

戸建ての場合は修繕履歴の確認

                       

戸建ての査定を依頼する場合は、リフォームや修繕の履歴をまとめておくことも大切です。
新しく家を購入する人にとっては、建築後一度もリフォームされていない家よりもこまめに手入れされている家の方が、安心感があります。
特に、耐震工事や外装、内装など、定期的にメンテナンスがされている家であることを示せれば、査定評価にプラスに働くでしょう。

                              

土地を持っている場合は境界線の確認

                    

売却の際には、お隣や近隣の通路との境界線を明確にしておくことも大切です。
家を売却する際には、土地も一緒に売却することになり、境界線の定義が明確ではない土地は査定が難しいと判断されてしまいます。
境界があいまいな場合や未確定な部分がある場合は、正直にその旨を不動産会社に相談しましょう。



家の売却査定|高く売る4つのポイント

家の売却額の査定は、様々な要素を総合して行われます。

家をなるべく高く売却するためには、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。



                               

➀築年数

                                 

まず、家の査定におけるもっとも重要な要素の1つが築年数です。
売却価格を決めるための訪問査定の前に、通常「簡易査定」と呼ばれる書類上の査定があります。
簡易査定では、築年数、間取りに応じて住宅価格の相場をもとに売却額が決定し、比較的すぐに平均価格を知ることができます。
将来的に家の売却を検討している場合、築年数は浅ければ浅いほど査定に有利になることを念頭に置いておきましょう。



                               

➁床面積・専有面積

                           

築年数同様に、床面積や専有面積も簡易査定における大切な判断材料です。
当然専有している面積が広ければ広いほど高く査定してもらえます。



                               

➂間取り・日当たりなどの室内環境

                      

間取りや日当たりも査定の重要なポイントになります。
これらの要素は書面上では完全に判断することができないので、一般的に訪問査定(現地査定)を通して住宅鑑定担当者によって判断されます。



                              

➃立地などの周辺環境

                            

同じエリアにある住居であっても、最寄り駅からの正確な距離や所要時間によって査定額が大きく変わることもあります。
売却を視野にいれている場合は、購入の際に立地についてもチェックしておきましょう。



家の売却査定で注意すべきこと

家の売却査定を依頼する際は、書類の整理など事前準備が必要です。

それ以外になるべく高く売却するためには、いくつか考慮するべきポイントがありますので、さっそく見ていきましょう。



                              

1社だけでなく、複数の不動産会社に査定依頼する

               

査定依頼は、必ず複数社にお願いしましょう。
家をなるべく高く売却するためにも、1社だけ見積もりを絞るのは危険です。
複数社を比較することで、より高く売却できたり、良い条件で話がまとまったりする確率があります。
提示された価格が相場から大きくかけ離れていないかどうかを確認するためにも、複数社に見積もりを依頼することが大切です。



                               

査定額が高すぎる場合は慎重に判断する

                    

提示された査定額があまりに高額な場合は、慎重に売却の判断をする必要があります。
好条件を提示する不動産会社がすべて怪しいというわけではありませんが、他社の見積もりに比べて明らかに高い場合には疑う気持ちをもつことも大切です。
気になる場合は、なぜこの査定額になったのか、根拠の提示を求めてみましょう。
築年数、間取り、立地、環境など総合的な理由から正当に判断してくれていると感じた場合は、他の不動産会社よりも多少金額が離れていても問題はありません。



                               

事前に相場を確認しておく

                          

査定を依頼した時点で、相場を確認しておくことも大切です。
不動産会社を選ぶ際には、エリアに強いかどうかを基準にするという方法もあります。
土地に密着した不動産会社の場合、訪問査定を行う前からある程度の査定金額を想定することができるなど、安心感のある対応が受けられます。
相場がわかっていれば、提示された金額から大きく離れている場合にすぐに違和感を察知することができるでしょう。


                               

担当者に希望額は伝えておく

                        

販売における希望額を事前に不動産会社の担当者に伝えて置くと、査定結果が出たときに多少交渉しやすくなります。
相場から大きくかけ離れた金額を提示すると現実味が薄れてしまいますが、常識の範囲内であれば「このくらいで販売したい」と伝えることも可能です。
もちろん、希望通りの金額を提示してもらえるとは限りませんが、なるべく高く売却するためには不動産会社の売却実績や相場をチェックして事前に希望額を伝えておくと良いでしょう。


まとめ|家の売却査定はSUNTHREEにご相談を

家の売却は書類の整理や査定ポイントのチェックなどが事前に必要になり、少しわかりづらいと感じる部分もあるかもしれません。

なるべく高い金額で売却をするためにも、わからないことはなんでもプロに相談しながら進めるのがおすすめです。弊社にご相談ください。



このコラムを書いたスタッフ

創業以来、マイホームや収益不動産の売買仲介、賃貸仲介や管理など、お陰様で数多くの幅広い業務を経験させて頂きました。 今では注文住宅の請負や自社物件の建築もさせて頂いており、物件の見方、選び方をお伝えする事には自信があります! お客様には気兼ねなく検討物件の好きなところを見つめて頂けるよう、私たちが進んでデメリットを探し出しお伝えする様に努力しておりますので、良い情報ばかりで溢れたこの情報社会の中で安心できるお住まい探しをサポートいたします!
  • 有村 隆司
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