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  • 2023/01/17
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中古住宅をリノベーションするメリット!購入時の注意点も解説

                               
                              

住宅の購入は人生の最も大きな買い物のひとつです。費用を抑えつつ理想的な住居を手に入れるために、中古住宅を購入してからリノベーションしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

昨今のリノベーションブームにともない、費用をかけずにおしゃれできれいな家に住む選択肢は格段に広がりました。この記事では、中古住宅をリノベーションするメリットと、住宅購入時の注意点を紹介します。



中古住宅を購入してリノベーションする3つのメリット

中古住宅の購入は、契約後すぐに入居できたり事前に内見ができたりなどメリットが多い選択肢です。それに加え、中古住宅のリノベーションには3つのメリットがあります。



➀新築住宅よりも費用を抑えられる

中古住宅の購入は新築住宅に比べて費用を抑えられるため、少ない資金でも住宅の購入を検討できます。中古住宅というと古くて汚れた家を想像されるかもしれませんが、きれいな状態で販売されている家は少なくありません。

また、リノベーションをすればさらに内装をきれいに整えることができ、住みやすい環境を作ることも可能です。

中古住宅を購入してリノベーションをしても、ほとんどの場合が新築住宅の購入よりも費用が安くなるのも大きなメリットといえるでしょう。



➁自分の好みに合わせてカスタマイズできる

リノベーションはリフォームに比べて変更の自由度が高く、自分の好みにあった家を作ることができます。リフォームが「新築時の状態まで家の状況を戻すこと」を指すのに対し、リノベーションは「家全体を住みやすく改造すること」を指すためです。

家族構成や個人のニーズに合わせてカスタマイズできるため、理想に近く住みやすい家が作れます。



➂物件選びの選択肢が増える

中古住宅は新築住宅に比べて費用を抑えられるため、物件選びの際に選択肢が増えるというメリットがあります。同じ予算で新築住宅と中古住宅を比べた場合、中古住宅の方が広く立地の良い物件を選ぶことができます。

条件のいい物件を購入してリノベーションすれば、費用面からみても広い選択肢から家選びが可能です。



中古住宅をリノベーションする注意点・デメリット

中古住宅をリノベーションするメリットは多くありますが、同時にデメリットもいくつかあります。中古住宅購入を検討する際は、以下の注意点を念頭におきましょう。



構造などの見えない部分の確認できない

リノベーションを前提とした中古住宅の購入では、住宅の実際のコンディションを見極めることが大切です。壁や床など表面的な部分はリノベーションできれいに再生することができます。しかし、構造的な面で問題があると、住み始めてからトラブルになる可能性があるので注意が必要です。



瑕疵担保期間が短い

中古住宅は新築住宅に比べて瑕疵担保期間が短いというデメリットがあります。瑕疵担保期間とは、住宅に住んでから発覚した不具合の責任を売主に適用する期間を指します。瑕疵の例は、雨漏り、白アリ被害、騒音トラブルなどです。

新築住宅が10年の瑕疵担保期間があるのに対し、中古住宅は1年程度の瑕疵担保期間が一般的です。契約によってはさらに短い可能性もあるので、事前にチェックしておきましょう。



建物構造によってはリノベーションしにくい場合がある

リノベーションを前提とした中古住宅の購入で注意したいのが、リノベーションの自由度の高さです。間取りを大きく変えるようなリノベーションを想定して中古住宅を購入しても、構造上の問題から理想の工事ができない可能性があります。

リノベーション可能範囲はプロでなければ見極めることができないので、事前にプロに相談してから購入に踏み切りましょう。



古い建物は耐震性能が低い場合がある

築年数の古い中古物件においては、耐震性能の低い家があるので注意が必要です。

1981年の法改正以降、耐震性の基準が厳しくなり、古い建物は新しい基準を満たしていない可能性があります。

耐震基準は家族の安全を守るためだけでなく、住宅ローン審査や税金などにも影響する重要な要素です。購入前に必ず確認するようにしましょう。



新築住宅に比べて住宅ローンの審査が厳しい

中古住宅の購入は、新築住宅に比べて住宅ローン審査が厳しいデメリットがあります。これは、金融機関がローンを組む際に家を資産として評価しており、中古住宅はすでに資産価値が減少しているためローンの担保になりづらいためです。

木造一軒家の法的な資産価値は22年間でゼロになる計算であり、すでに築年数が経っている中古物件ではこの価値が減少していると判断されます。

そのため、新築住宅に比べて頭金なしのフルローンを組むことが難しいので注意しましょう。



住宅ローンとリフォームローンの違い

家を購入する際は、住宅ローンを組む方がほとんどです。中古住宅を購入してリノベーションを予定している場合、住宅ローンの他にリフォームローンを組むことができます。ここでは、住宅ローンとリフォームローンの違いと特徴を紹介します。



住宅ローン

住宅ローンは、家を購入する際に組むローンです。借入期間は35年が一般的で、借入金額は500万円~1億円と高額になります。住宅ローンでは変動金利と固定金利を選択でき、将来設計や経済状況に応じて最適な方を選べます。

変動金利でも固定金利でも、金利はリフォームローンに比べて比較的低いのが特徴です。また、頭金が必要なケースもあるので念頭に入れておきましょう。



リフォームローン

リフォームローンは、リフォームやリノベーションのために組むローンで、金利は住宅ローンに比べるとやや高く設定されていることがほとんどです。また、借入金額は数十万円~1,500万円程度が一般的で、住宅ローンより借入期間が短い特徴があります。



中古住宅のリノベーション|条件を満たせば補助金が使える

中古住宅のリノベーションは、リフォームローンを活用して費用を捻出する以外に補助金を申請することができます。補助金はすべてのリノベーションに適用されるわけではなく、条件を満たしている必要があります。

リノベーションの補助金は各自治体によってルールが異なるため、正しい把握が大切です。

居住地区(住宅購入予定地区)の自治体に相談するか、弊社にご相談ください。



中古住宅の購入+リノベはSUNTHREEにご相談を

中古住宅を購入し、リノベーションするためには、家選びから住宅ローン審査、補助金申請などさまざまなステップがあります。初めての住宅購入で不安を感じているのであれば、住宅のプロに相談してアドバイスを受けるのがおすすめです。

プロならではの視点から、お得に理想の家に住める選択肢を提案することができます。まずは、弊社にご相談ください。



まとめ

中古住宅のリノベーションは、費用を抑えて理想に近い家に住めるメリットの大きい選択肢です。トラブルのない中古住宅の購入やリノベーションのためには、購入前からプロの意見を聞くことが大切です。適宜相談をしながら、最適な選択肢を見つけてください。

中古住宅購入とリノベーションのメリットについて、この記事が参考になれば幸いです。



このコラムを書いたスタッフ

創業以来、マイホームや収益不動産の売買仲介、賃貸仲介や管理など、お陰様で数多くの幅広い業務を経験させて頂きました。 今では注文住宅の請負や自社物件の建築もさせて頂いており、物件の見方、選び方をお伝えする事には自信があります! お客様には気兼ねなく検討物件の好きなところを見つめて頂けるよう、私たちが進んでデメリットを探し出しお伝えする様に努力しておりますので、良い情報ばかりで溢れたこの情報社会の中で安心できるお住まい探しをサポートいたします!
  • 有村 隆司
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