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  • 2023/02/05
  • 不動産売買

東京に注文住宅を立てるなら?ポイントや注意点を解説!



東京都にマイホームを建てることに憧れている人も多いのではないでしょうか。雑誌やモデルハウスを見て理想を持つことも多いです。しかし、東京都で注文住宅を建てようとしたときに気になるのが坪単価や物件の価格帯です。こだわりのデザインや快適な暮らしといった理想の住まいを実現しようとするとさらに金銭面が心配になります。

そこで本記事では、東京に注文住宅を建てる際のポイントや注意点について解説していきます。




東京で注文住宅を建てるなら相場を把握しておく

東京で注文住宅を建てようと考えている人は、まずは相場を把握しておきましょう。土地の雄場や建築費用を把握することでいくら資金が必要なのかがわかります。

東京は他の地域に比べて土地の相場は高い傾向にあります。例えば、東京都財務省の「令和3年地価公示 区市町村別用途別平均価格表」を見てみると、千代田区は2,762,900円、港区は2,029,000円となっています。1㎡の単価なので、100坪の土地を買った場合、1億円近い費用がかかることになります。土地代に加えて物件代もかかるので、高額になることが考えられます。

しかし、都内でも東京23区とそれ以外の土地では相場も変わります。23区は相場が高いのでローコストを目指すのであれば23区以外の土地にすることも選択肢です。また、自分の生活拠点をどこにするのかも考えてみましょう。


建築費用は平均3,808万円

東京の建築費用の平均は住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査2020年度」を参考に見てみると3,808万円です。全国平均は3,534万円なので、300万円ほど高いことになります。

しかし、建築会社によっても費用は変わるので、一概に高すぎるというわけではありません。大手ハウスメーカーと地元の工務店で建てるのとでは費用が変わってきますし、建築家に頼む場合も費用が高くなることもあります。

東京では建築費用と合わせて土地代もかかるので、建築費用も抑えていきたいところです。


東京で注文住宅を建てる時のポイント

東京で家を建てようとすると高額になることが考えられますが、そうであれば失敗はしたくないところです。そこで、失敗しないためにも東京で注文住宅を建てる時のポイントを解説します。


依頼する不動産会社・ハウスメーカーは慎重に検討する

依頼する不動産会社・ハウスメーカーは慎重に検討しましょう。会社によって建設の分野に得意と不得意があります。そのため、1社に絞らずに複数の会社を見て検討することをおすすめします。その際は、価格だけで判断するのではなく、過去の実績や口コミ、担当職員の対応の早さや対応の良さ、アフターサポートが充実しているかなどから判断してください。

不動産会社やハウスメーカーに訪問する前にもHPなどは確認しておくこともポイントです。加工事例などが掲載されている場合があるので、選ぶ際の参考にすることができます。


土地は利便性を加味して選ぶ

土地を選ぶ際は利便性も加味して選ぶようにしてください。家は長期的に住むことを考えて建てるものです。そのため、駅チカなのかや買い物できるところが近いかなど周辺環境の状況を調べておきましょう。徒歩で行ける範囲に何があるかを把握することも大切です。

通勤や通学に便利なのかも重要な要素です。自分や家族に合う環境がどのようなものなのかを家族で考えてみてください。

ライフプランやライフスタイルに合わせた土地を選ぶことも重要なポイントです。自分や家族に合った土地はどのようなものなのかを考えてみましょう。


予算内に抑えられるか検討する

土地代と建築代を含めて予算内に抑えられるかも東京に家を建てる際に重要なポイントです。利便性や理想の家を建てることも大切ですが、予算内でなければ建てることは難しくなります。

そのため、ハウスメーカーや工務店を選ぶ時は複数社から見積もりを取得するようにしましょう。いくらくらいが妥当なのかを知ることができ、比較することでより安い会社に依頼することができます


東京で注文住宅を建てる時の注意点

ここでは、東京で注文住宅を建てる時の注意点について紹介します。

災害のリスクがあるか?

災害のリスクがあるかを確認することにも注意しましょう。例えば、東京23区内よりも多摩エリアは山や河川が多い地域です。そのため、自然災害のリスクも高くなります。

また、23区内であっても河川の近くなどでは災害リスクは高いです。このようなリスクを回避するためには、ハザードマップをチェックすることが有効です。また、万が一のための避難場所についても確認し、安全性についてもチェックしておきましょう。


自分のライフスタイルに合わせて購入する

家を選ぶ際は、自分のライフスタイルに合わせて購入するようにしてください。

例えば、電車通勤の人は駅チカを選ぶ、高齢者と一緒に住む場合は徒歩で病院に行けるところを選ぶ、といったことが考えられます。住みやすさを重視して土地を選びましょう。

また、ライフスタイルは現在の状況だけで考えない方が良いです。家は何年も住むことになるので、長期的な視野が必要です。子どもが大きくなった後のことや、老後のことまで考えて購入することをおすすめします。


自分の理想通りの設計ができるか?

自分の理想通りの設計を頼むことができるかも重要なポイントです。できるだけ自由な間取りや理想の住まいを実現できる会社や土地を選ぶ必要があります。東京の23区内は土地が高い場合が多いので、狭い土地になってしまうことも考えられます。このような場合は、土地によっては希望の間取りが実現できない可能性もあり、注意が必要です。

また、会社によっても得意と不得意があるので、理想通りの設計で家を建てられないことも考えられます。理想通りの設計で注文住宅を建てられるのかを事前に確認しておきましょう。


東京でも家を建てることは可能です。まずは、ライフスタイルを見直しましょう。

本記事では、東京に注文住宅を建てる際のポイントや注意点について解説してきました。東京は土地や建物の費用が高くなると思われますが、23区とそれ以外では異なりますし、依頼するハウスメーカーや工務店によっても変わります。まずは、複数の会社に依頼や相談をし、理想の住まいが実現できるのかを確認しましょう。

また、ライフスタイルに合った家を購入することを意識してください。現状のライフスタイルに合っているかと、将来のライフスタイルにも合わせられるかが重要です。家族や依頼する会社と相談して決めていきましょう。

   

このコラムを書いたスタッフ

創業以来、マイホームや収益不動産の売買仲介、賃貸仲介や管理など、お陰様で数多くの幅広い業務を経験させて頂きました。 今では注文住宅の請負や自社物件の建築もさせて頂いており、物件の見方、選び方をお伝えする事には自信があります! お客様には気兼ねなく検討物件の好きなところを見つめて頂けるよう、私たちが進んでデメリットを探し出しお伝えする様に努力しておりますので、良い情報ばかりで溢れたこの情報社会の中で安心できるお住まい探しをサポートいたします!
  • 有村 隆司
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